causebrand cafe

20104月、「causebrand cafe」は、ビジネスと社会問題の解決を両立させる「コーズ・リレイテッド・マーケティング(CRM)」を軸に、「企業の社会的責任(CSR)」や「企業とNPOの協働」について学習できる場としてスタートしました。

 

これは、CRMやソーシャルマーケティングなどを研究・プロデュースする「Causebrand Lab.」と、ヒト・コト・モノをつなぐ仕掛けづくりの「株式会社プラスセンス」が共同で運営するもので、これまでに計7回開催しました。

 

そのようななか、2011311日、東日本大震災が起こりました。

 

これを機にCRMや組織を超えた連携は増えましたが、新たな課題も生まれ、私たちができること、求められていることが浮き彫りになりました。

 

そこで、2012causebrand cafeは新たに生まれ変わることとしました。

 

それは今までが「学び」の場であったものから、「考える」場へと変わるものです。

 

毎回、一つのテーマに沿って考え、自分だったら何が出来るのか/出来ないのか、どうすれば出来るのかを皆で考え、自らの立場や組織を超えて話し合うことで、新たな施策をつくるものです。

 

参加者一人一人が「他人事(ひとごと)」ではなく、「自分事」のように考え、そして今まで以上にディスカッションの時間を設けることで、最終的には何らかのアクションを生み出したいと考えています。

 

ご関心のある方はどうぞお気軽にご参加ください。

 

【第9回 causebrand cafe】のご案内  (2012.05.27更新)

昨年の311日に起こった東日本大震災は各地に大きな被害を与えました。

 

地震によって倒壊する家屋や津波の様子はメディアなどで大きく報じられ、

NPOやボランティアの活動もまた大きく伝えられました。

 

それから1年が経ち、被災地の復興は進んでいる場面もあれば、進んでいない場面も多く存在します。

 

なかでも、雇用や経済は進みが遅く、

街が復興する中での大きな課題となっています。

 

そこで今回のcausebrand cafeは、「被災地と経済」というテーマで、

南三陸と気仙沼において観光と経済の復興に努める「ホテル観洋」の方にご登場いただき、復興のための施策を考えます。

 

南三陸ホテル観洋は震災後、被災された方を600名以上受け入れ、

一時期は被災地ホテルとしてメディアに多く取り上げられました。

 

また、その時の対応は慶応大学ビジネススクールのケースになるなど、

企業のお手本となる活動としても有名です。

 

※慶応大学ビジネススクールケース:「南三陸ホテル観洋」

 

しかし、南三陸や気仙沼における経済はいまだ厳しい状況が続いているのが実情です。

 

また、震災によってもたらされた損害は大きく、

元に戻るにはたくさんの越えなければならない課題が存在しています。

 

東北の沿岸部は豊富な海産物と観光が大きな目玉です。

 

観光に来てもらい、地の物を食べ、お土産を購入する。

 

日本のどの地域でも行われている経済活動が難しい状況が続いています。

 

今回のテーマは被災地の復興についてだけではなく、

日本の地方における復興を考えるヒントにもなります。

 

被災地の現状を知り、今後の復興について皆で考えましょう。

 

----------------------------------------------------------

日時:2012630日(土)1345分~1630(勉強会)17時~ (交流会) 

 

講師:株式会社阿部長商店 観光事業部 畠山研也様

         ※阿部長商店:http://www.abecho.co.jp/

         ※ホテル観洋:http://www.kanyo.co.jp/

 

タイトル:

 「震災から1年を経て。気仙沼・南三陸の現状と越えなければならない観光の課題(仮)」

 

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

       センター棟 512号室

       ※小田急線参宮橋駅徒歩7分、千代田線代々木公園駅徒歩10

 

 

スケジュール:

  1330 受付

  1345 ご挨拶と概要(主宰から)

  1400 ゲストご講演

  1450 グループワーク(テーブル毎に分かれて議論。ゲストへ提案)

  1630 閉会

  1730 交流会(近くの居酒屋で行います。参加の有無をお知らせください)

  1930 解散

 

参加費:3,000円(一般)/2,000円(学生)

  ※ご連絡なきキャンセルは全額ご請求させて頂きます。

  ※学生の方は、参加申込の際にお伝えいただき、当日、学生証をご呈示ください。(人数限定)

  ※交流会に参加される方は別途実費が発生します。

 

定員:25名(先着順)

  ※定員に達した場合等によってはご参加をお断りさせて頂く場合がございます。予めご了承下さい。

 

連絡先:参加申込、お問い合わせ、取材申込等は、以下のアドレス宛にお願いします。

  (a)@に変えてお送りください。

  contact(a)plus-sns.com

  ※タイトルに「causebrand cafe申込」とご記入ください。

  ※お名前とご所属先をお忘れなくご記入ください。

  ※交流会への参加の有無をお知らせください。

これまでのcausebrand cafe


<第1回>2010年4月29日(木)

森永製菓株式会社 菓子マーケティング部 櫻木孝典様 

「森永チョコレート 1チョコ for 1スマイルの取り組み」

 

<第2回>2010年5月16日(日)

特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 事務局長 中島佳織様 

「世界で広がるフェアトレード-なぜ人や企業はフェアトレードに積極的に取り組むのか?-」

<第3回>2010年6月6日(日)

株式会社良品計画 企画室 環境広報担当 赤峰貴子様 

「無印良品のソーシャルアクション-モノとコトを通した社会貢献活動とは」

<第4回>2010年7月10日(土)

株式会社リクルート eyeco編集長 猪狩裕喜子様 

「ソーシャルだけでは売れない。おしゃれとエコ・社会貢献を共存させるリクルート社eyecoの取り組み」

 

<第5回>2010年9月25日(土)

ダノンウォーターズオブジャパン株式会社

「Volvic 1L for 10Lプログラム」プロジェクトリーダー 大塚竜太様 

「4年目を終えて。Volvic  1L for 10Lプログラムの取り組み」

<第6回>2010年12月18日(土)

王子ネピア株式会社 

nepia 千のトイレプロジェクト リーダー 今敏之様

「アジアでいちばん若い国、東ティモールに取り組むnepia千のトイレプロジェクト」

 

<第7回>2011年3月19日(土) ※東日本大震災の影響により、中止となりました。

 

<第8回>2011年7月2日(土)

サントリーホールディングス株式会社 CSR推進部 北村暢康様 

「サントリーのCSR -これまでの活動と東日本大震災以降のこれから-」